どんなタグ?
数式やコード内の変数名を表す時に、
この<var>タグを使う。
<var>タグは variable の略で、
<var>
~ </var>
で挟まれた範囲が、数式やコード内の変数名であることを表すタグです。
その他に、物理量を表す記号、定数名、関数のパラメータ、文章中でプレースホルダとして使われる用語を表す時に使います。
- どのカテゴリに属しているの?
- <var>タグは フロー・コンテンツ, フレージング・コンテンツ というコンテンツ・カテゴリに属しているタグです。
- 梱包できるタグは?
-
<var>タグに梱包できるタグ(コンテンツ・モデル)は、フレージング・コンテンツです。
つまり、フレージング・コンテンツというカテゴリに属しているタグなら梱包可能です。
数式やコード内の変数名を表す時に使うタグです!
どうやって使うの?
数式やコード内の変数名を表す記述を、
<var>
タグで挟む。
<var>タグは、数式やコード内の変数名を表したい記述を <var>
〜 </var>
で挟みます。
- 使い方
-
<var>数式やコード内の変数名を表す記述</var>
- どこでも使えるの?
- <var>タグは フレージング・コンテンツ が配置できるところならどこでも使えます。
- 気をつけることは?
-
<var>タグで挟んだ箇所
<var>
〜</var>
は、イタリック体で表示されます。変数名を表す目的ではなく、文字のスタイルをイタリック体にする目的で利用するのはやめましょう。
また、<var>タグとよく間違われるタグに、<code>
や<kbd>
などがあります。コンピュータに伝えたい意味や役割を考えて、適切なタグを利用するようにしましょう。
数式やコード内の変数名を表すためのタグです。文字のスタイルを変更する目的で利用するのはやめましょう。
使える属性は?
グローバル属性のみ使えます。
<var>
タグには、どの要素にでも使えるグローバル属性のみが使えます。
class属性やid属性などのグローバル属性のみが使えます。
サンプルが見たい
<var>タグを使ったサンプルを紹介。
<var>
タグを使ったサンプルを紹介します。
<var>タグのサンプル
<var>タグは、数式やコード内の変数名の他にも、物理量の記号や文章中のプレースホルダとして使われる用語を表す時にも使います。
デフォルトスタイルは?
デフォルトでは、
文字のスタイルがイタリック体になる。
一般的なブラウザで <var>タグを表示した場合、文字のスタイルがイタリック体になります。
具体的には、下記のCSSと同等のスタイルが適用されます。
文字のスタイルを変更したい時は、CSSのfont-styleプロパティを使いましょう。
対応ブラウザは?
基本的にどのブラウザでも使えます。
<var>タグは HTML1.0以降で利用可能で、主に以下のブラウザが対応しています。
- Internet Explorar
- Internet Explorar あり ~
- Edge
- Edge 12 ~
- Google Chrome
- Google Chrome あり ~
- Firefox
- Firefox 2 ~
- Safari
- Safari あり ~
- Opera
- Opera あり ~
モダンブラウザは問題ありません。