どんなタグ？
強調を表したい場合に
<em>タグを使う

<p>
  応募の締め切りは、<em>5月末まで<em>です
</p> 

em (イーエム)要素は <em> 〜 </em> タグで挟むことで、特定箇所の強調を表すことができます。

HTML4.0.1では、強調を表すタグとしてemタグとstrongタグのどちらも使用できましたが、HTML5からは、強調を表すタグは、emタグのみです。
※strongタグは、HTML5では重要性を表すタグです。

どのカテゴリに属しているの？

em要素は フロー・コンテンツ, フレージング・コンテンツ というコンテンツ・カテゴリに属しているタグです。

梱包できるタグは？

emタグに梱包できる要素（コンテンツ・モデル）は、フレージング・コンテンツ です。

特定の文字や文章を強調したい時によく利用するタグです。

どうやって使うの？
強調したい文章や単語を、
<em> タグで挟んで使います。

em要素は文章の中で、強調したい箇所を<em> 〜 </em>で挟むだけです。

使い方

<em>強調したいテキスト</em>

<p>
  海賊王に、<em>おれは</em>なる
</p>
  

どこでも使えるの？

emタグは フレージング・コンテンツ が配置できるところならどこでも使えます。

気をつけることは？

emタグは、文章の一部を強調するために使用し、強調する箇所によって意味やニュアンスが変わります。重要性を伝えたい箇所にはemタグではなくstrongタグを使いましょう。

emタグとstrongタグを意識して使い分けれるようにしましょう

使える属性は？
グローバル属性のみ使えます。

<em>タグには、どの要素にでも使えるグローバル属性のみ使えます。

使えるのはグローバル属性のみです。

サンプルが見たい
<em>タグを使ったサンプルを
いくつか紹介。

<em> タグを使ったサンプルを紹介します。

<p>
 一番大事にしていることは<em>仕事を楽しむこと</em>です。
</p> 

<p>
 新サービスは<em><em>5月末</em></em>に開始予定です
</p> 

入れ子はほとんど使用する機会ないので基本的な使い方だけ覚えれば大丈夫です。

デフォルトスタイルは？
斜体文字（イタリック体）で表示されます。

一般的なブラウザでem要素を表示した場合、斜体文字（イタリック体）で表示されます。
具体的には、下記のCSSと同等のスタイルが適用されます。

em { font-style: italic; }

CSSでデザインに合わせた文字スタイルの指定が必要です。

対応ブラウザは？
基本的にどのブラウザでも
大丈夫。

<em>タグは主に以下のブラウザが対応しています。

Internet Explorar

Internet Explorar 有り

Edge

Edge 12 ~

Google Chrome

Google Chrome 4 ~

Firefox

Firefox 2 ~

Safari

Safari 有り

Opera

Opera 有り

どのブラウザでも問題ありません。