どんなタグ?
用語説明のリストを表す要素。
dlタグは「description list(説明リスト)」の略で、<dl>
~ </dl>
で挟まれた範囲が、説明リストを表すタグです。HTML4.01では「definition list(定義)」でしたが、HTML5では「description list(説明)」となり、タグの持つ意味(役割)が変わりました。よって、使用できる幅が広がりました。
- どのカテゴリに属しているの?
- dlタグは フロー・コンテンツ というコンテンツ・カテゴリに属しているタグです。
- 梱包できるタグは?
- dlタグが梱包できるタグ(コンテンツ・モデル)は、dt要素とそれに続くdd要素(0個以上)、もしくはそれらを子要素に持つdiv要素となります。梱包できる順番も決まっており、div > dt・dd の順での梱包となります。
dlとdtとddはセットで使いましょう!
どうやって使うの?
基本は<dt>と<dd>を <dl>で挟みます。
用語の説明リストや何かの手順を箇条書きで説明する場合などに使用します。
<dl>内の要素は記述順が決まっているので、必ず<dt>の後に<dd>を書くようにしましょう。
<dt>と<dd>のセットは、複数表記することが可能です。
また、<dl>内で<dt>と<dd>のセットを<div>でまとめることができます。
- 使い方
-
<dl> <dt>説明する用語</dt> <dd>用語の説明</dd> </dl>
- どこでも使えるの?
- dlタグは フロー・コンテンツ が配置できる場所ならどこでも使えます。
- 気をつけることは?
- 子要素はdt・dd・divしか使えません。
divを使えば、dtとddを囲ったそれぞれのグループにスタイルを当てることもできます!
使える属性は?
グローバル属性のみ使えます。
<dl>
タグには、どの要素にでも使えるグローバル属性のみ使えます。
グローバル属性のみ使用可能です!
サンプルが見たい
<dl>タグを使ったサンプルを
いくつか紹介。
<dl>タグを使ったサンプルを紹介します。
基本的な<dl>タグのサンプル
複数のdtタグに対して1つのddタグを使用
1つのdtタグに対して複数のddタグを使用
メタデータの表示
用途によって、使い方はさまざまです!
デフォルトスタイルは?
上下に1文字分の余白が
空くようになっている。
一般的なブラウザで dl要素を表示した場合、上下に1文字分の余白が入るようになっています。
具体的には、下記のCSSと同等のスタイルが適用されます。
スペースの調整はCSSでやりましょう。
対応ブラウザは?
基本的には全てのブラウザで利用可能です。 <dl>タグは以下のブラウザが対応しています。
- Internet Explorar
- Internet Explorar あり
- Edge
- Edge あり ~
- Google Chrome
- Google Chrome あり ~
- Firefox
- Firefox あり ~
- Safari
- Safari あり ~
- Opera
- Opera あり ~
基本的にはどのブラウザでも問題ないです!