どんなタグ?
ユーザによる入力を表すときに、
<kbd>タグを使います。
<kbd>タグは keyboardの略で、
キーボードや音声、その他入力端末からのユーザによる入力を表すタグです。
- どのカテゴリに属しているの?
- <kbd>タグは フロー・コンテンツ, フレージング・コンテンツ というコンテンツ・カテゴリに属しているタグです。
- 梱包できるタグは?
-
<kbd>タグに梱包できるタグ(コンテンツ・モデル)は、フレージング・コンテンツです。
つまり、フレージング・コンテンツというカテゴリに属しているタグなら梱包可能です。
主にキーボード入力を表しますが、音声入力やその他ユーザによる入力でも問題ありません。
どうやって使うの?
ユーザによる入力を
<kbd>
タグで挟む。
<kbd>タグはキーボード入力や音声入力などのユーザによる入力部分を <kbd>
〜 </kbd>
で挟みます。
<kbd>タグ内に別の<kbd>タグを入れて、操作のまとまりを表したり、<kbd>タグ内に<samp>タグを入れて、画面上に表示されたメニュー名やボタンを表すことにも使用できます。
- 使い方
-
<kbd>ユーザによる入力</kbd>
- どこでも使えるの?
- <kbd>タグは フレージング・コンテンツ が配置できるところならどこでも使えます。
- 気をつけることは?
- <kbd>タグ内に別の<kbd>タグを入れたり、<samp>タグと組み合わせて細かくマークアップ可能ですが、必須ではありません。細かくマークアップされているとCSSでデザインを整えるときに便利になる可能性があります。
細かくマークアップされていると、CSSでデザインを調整するときに便利です。
使える属性は?
グローバル属性のみ使えます。
<kbd>
タグには、どの要素にでも使えるグローバル属性のみが使えます。
class属性やtitle属性などのグローバル属性が使えます。
サンプルが見たい
<kbd>タグを使ったサンプルを
いくつか紹介。
<kbd>
タグを使ったサンプルを紹介します。
基本的な<kbd>タグのサンプル
<kbd>タグを入れ子にした場合と省略したサンプル
<kbd>タグと<samp>タグを組み合わせた場合と省略したサンプル
省略して書いても問題ありません。
デフォルトスタイルは?
デフォルトでは、
文字が等幅フォントになる
一般的なブラウザで <kbd>タグを表示した場合、文字が等幅フォントになります。
具体的には、下記のCSSと同等のスタイルが適用されます。
デフォルトでは、「等幅フォント」というフォントの種類だけ指定されているので、書体を指定する場合はCSSのfont-familyプロパティを使いましょう
対応ブラウザは?
基本的にどのブラウザでも使えます。
<kbd>タグは HTML1.0以降で利用可能で、主に以下のブラウザが対応しています。
- Internet Explorar
- Internet Explorar あり ~
- Edge
- Edge 12 ~
- Google Chrome
- Google Chrome あり ~
- Firefox
- Firefox あり ~
- Safari
- Safari あり ~
- Opera
- Opera あり ~
モダンブラウザは問題ありません。