どんなタグ?
そのページ内の
主なコンテンツ部分を表すタグ。
main 要素は <main>
~ </main>
で挟まれた範囲が、そのページ内の主要なコンテンツであることを表すタグです。
- どのカテゴリに属しているの?
- main 要素は フロー・コンテンツ というコンテンツ・カテゴリに属しているタグです。
- 梱包できるタグは?
-
main 要素に梱包できるタグ(コンテンツ・モデル)は、フロー・コンテンツです。
つまり、フロー・コンテンツというカテゴリに属しているタグなら梱包可能です。
main 要素は、主要コンテンツ部分を表しています。
どうやって使うの?
主要なコンテンツを、<main>
タグで挟む。
main 要素は、そのページ内でメインとなる内容の部分を <main>
〜 </main>
で挟み、<body>
〜 </body>
内に記述します。
- 使い方
<main> 主要なコンテンツ </main>
- どこでも使えるの?
- main要素は フロー・コンテンツ が配置できるところで使えますが、そのフローコンテンツが階層的に正しいmain要素の時のみに限ります。この階層的に正しいmain要素に関しては、とても難しいのですが以下のことに注意すると良いでしょう。
- 一般的にbody要素内に記述し、 header要素やfooter要素と同列に配置。
- 祖先要素はhtml要素,body要素,div要素,アクセス可能な名前のないform要素,自律カスタム要素のみ。
- footer要素,header要素,nav要素など各ページで繰り返し使用される要素の子要素にはなれない。
- aside要素はメインコンテンツとは切り離した補足情報のため、main要素で囲まない。
- section要素,article要素は文書構造を表すために、main要素内の中に配置。
- 気をつけることは?
- main要素はそのページのメインコンテンツを示すため、複数存在するべきではありません。main要素を複数設置する場合には、最初に表示されるコンテンツ以外にhidden属性をつけるようにしましょう。
そのページで伝えたい内容の部分を、main要素で優しく包みましょう!
使える属性は?
グローバル属性のみ使用可能です。
<main>
タグには、どの要素にでも使えるグローバル属性のみ使用できます。
とはいえ、そんなに使いません。
サンプルが見たい
<main>タグを使ったサンプルを
いくつか紹介。
<main>
タグを使ったサンプルを紹介します。
※ 分かりやすいように<main>タグ部分にはCSSで背景色をつけています。
<main>タグ内にsection要素が存在するサンプル
<aside>タグとの位置関係を示したサンプル
そのページで伝えたいメインの内容はタグの中に!
デフォルトスタイルは?
デフォルトでは、
表示に影響するスタイルはありません。
一般的なブラウザで sample要素を表示した場合、表示に影響するデフォルトのスタイルはありません。
スタイルの追加はCSSで行いましょう。
対応ブラウザは?
IEは非対応。その他一般的なブラウザではほぼ利用可能。
<main>タグは HTML5以降で利用可能で、主に以下のブラウザが対応しています。
- Internet Explorar
- Internet Explorar なし
- Edge
- Edge 12 ~
- Google Chrome
- Google Chrome 26 ~
- Firefox
- Firefox 21 ~
- Safari
- Safari 7 ~
- Opera
- Opera 16 ~
IEは非対応です。