どんなタグ?
定義語(専門用語・省略語)を表す時には、
このdfnタグを使う。
dfn タグは definition (定義)の略で、
<dfn>
~ </dfn>
で挟まれた範囲が、定義語であることを表すタグです。
- どのカテゴリに属しているの?
- dfnタグは フロー・コンテンツ, フレージング・コンテンツ というコンテンツ・カテゴリに属しているタグです。
- 梱包できるタグは?
-
dfn タグに梱包できるタグ(コンテンツ・モデル)は、フレージング・コンテンツです。
つまり、フレージング・コンテンツというカテゴリに属しているタグなら梱包可能です。
dfnは、定義語(定義されている用語)を表すタグです。
どうやって使うの?
定義語を、
<dfn>
タグで挟む。
dfn タグは定義語を<dfn>
〜 </dfn>
で挟みます。
- 使い方
-
<dfn title="定義語の正式名称">定義語</dfn>
- どこでも使えるの?
- dfnタグは フレージング・コンテンツ が配置できるところならどこでも使えます。
- 気をつけることは?
- dfnは用語だけを表すので、用語の説明をあわせて書く必要があります。
dfn(定義語)は、説明(定義文)とセットでつかう!
使える属性は?
グローバル属性のみがつかえます。
title
属性の使い方を覚えましょう。
<dfn>
タグには、どの要素にでも使えるグローバル属性のみが使えます。また、title属性は特殊な使い方になります。
title
属性
title属性の値が、定義する語句の正式な名称となります。
- 属性値
- 定義語の正式名称
dfnのtitle属性は、定義用語以外指定することはできません。
サンプルが見たい
<dfn>タグを使ったサンプルを
いくつか紹介。
<dfn>
タグを使ったサンプルを紹介します。
基本的な<dfn>タグのサンプル
title
属性を使ったサンプル
ドキュメントの中で用語を最初に説明している箇所などに使用します
定義語リストを使ったサンプル
<dfn>
タグは、<dl>
タグでつくられた定義語リストの中でも使うことができます。辞典のような、用語と対になる説明文を箇条書きで並べる際は、dl、dt、ddタグの使用が適しています。
定義語リストの用語を、さらにdfnタグで囲むと、定義語であることをより強調することができます。
デフォルトスタイルは?
デフォルトでは、
斜体で表示される。
一般的なブラウザで 斜体で表示されます。
具体的には、下記のCSSと同等のスタイルが適用されます。
dfnのデフォルトスタイルは、斜体です。
対応ブラウザは?
すべての主要ブラウザで使用できます。
<dfn>タグは HTML1以降で利用可能で、主に以下のブラウザが対応しています。
- Internet Explorar
- Internet Explorar あり
- Edge
- Edge 12 ~
- Google Chrome
- Google Chrome あり
- Firefox
- Firefox 1 ~
- Safari
- Safari あり ~
- Opera
- Opera あり
モダンブラウザは問題ありません。