<meta>

ページの情報

HTML2.0 ~ 利用可能

最終更新日: 2020.04.08

どんなタグ?
ページの情報を<head>内に記述するときに、
このmetaタグを使う。

コードサンプル
<head>
  <meta charset="UTF-8″>
  <meta http-equiv=" X-UA-Compatible" content="IE=edge">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0″>
  <meta name=" description" content="asideタグは、補足コンテンツを伝えるためのHTMLの要素です。">
  <meta name="robots" content="noindex,nofollow">
  <title>そのページのタイトル</title>
</head>

<meta> タグは meta information (メタ インフォメーション)の略で、 <meta>の属性に書かれた情報を、検索エンジンやブラウザへ伝えるためのタグです。

どのカテゴリに属しているの?
meta要素は メタデータ・コンテンツ というコンテンツ・カテゴリに属しているタグです。
梱包できるタグは?
meta要素は、空要素のため梱包できるタグをありません。

KADOKUNページの情報を、検索エンジンやブラウザへ伝えるためのタグです。

どうやって使うの?
head~headの中に配置します。

meta タグは<head></head>の中に、属性を指定して <meta> を配置します。
指定する情報によって属性を使い分ける必要があり、文字エンコーディングの指定には、charset 属性を使い、その他の情報は、name 属性や、charset 属性を使って指定します。

文字エンコーディングを指定する場合の使い方
<meta charset="文字エンコーディング名">
コードサンプル
<head>
  <meta charset="UTF-8″>
</head>

指定する情報がname属性の場合の使い方
<meta name="メタデータ名" content="name属性で指定した情報の設定内容">
コードサンプル
<head>
  <meta name="description" content="meta要素について説明しているページです。">
</head>

指定する情報がhttp-eqive属性の場合の使い方
<meta http-eqive="メタデータ名" content="http-eqive属性で指定した情報の設定内容">
コードサンプル
<head>
  <meta http-eqive="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
</head>
どこでも使えるの?
headタグ内でのみ使えます。
気をつけることは?
name属性、http-equiv属性を指定する際には、必ずcontent属性とセットで利用しなければなりません。

KADOKUNユーザーからは見えない情報ですが、大事な情報なので記述するのを忘れないようにしましょう。

使える属性は?
グローバル属性だけではなく
name属性などが使えます。

<meta>タグには、どの要素にでも使えるグローバル属性と、以下の固有属性が使えます。

charset(チャーセット) 属性

HTMLファイルがどの文字コードで保存されているかを指定する属性。

属性値
UTF-8
「UTF-8」で保存されたHTMLファイル
Shift_JIS
「シフトJIS」で保存されたHTMLファイル
EUC-JP
「EUC」で保存されたHTMLファイル

name (ネーム) 属性

name属性は、このページに関する情報の種類を指定する属性です。name属性の属性値にその情報の種類を指定し、値はcontent属性で定義します。なお、charset属性または、http-equiv属性とは同時に使用できません。

属性値
application-name
アプリケーション名を記述するために指定します。content属性には、アプリケーション名を定義します。
author
このページの作者名を指定できます。content属性には、作者名を定義します。
description
このページの紹介文を指定できます。content属性には、紹介文を定義します。
generator
このページの作成したソフト名を指定できます。content属性には、ソフト名を定義します。
keywords
このページに関連するキーワードを指定できます。content属性には、キーワードを「,(カンマ)」区切りで定義します。
robots
検索エンジンのクローラーに対しての情報を指定できます。content属性には、以下の値を「,(カンマ)」区切りで定義します。
  • “index”: インデックス作成を許可
  • “noindex”: インデックス作成を拒否
  • “follow”: リンクをたどることを許可
  • “nofollow”: リンクをたどることを拒否
viewport
モバイルデバイスの初期の表示領域を指定できます。content属性には、以下の値を「,(カンマ)」区切りで定義します。
  • “width=表示領域の横幅”: 200px〜10000pxの範囲または、device-widthで指定。(初期値:980px)
  • “height=表示領域の高さ”: 233px〜10000pxの範囲または、device-heightで指定。(初期値:自動)
  • “initial-scale= 初期のズーム倍率”: [minimum-scale, maximum-scale]の範囲で指定。
  • “minimum-scale=最小の倍率”: 0〜10の範囲で指定。(初期値:0.25)
  • “maximum-scale=最大の倍率”: 0〜10の範囲で指定。(初期値:1.6)
  • “user-scalable=ズームの操作”: yesまたは、noで指定(初期値:yes)

http-equiv(エイチティーティーピー イクイヴ) 属性

http-equiv属性は、サーバーやユーザーエージェントの動作に関する情報の種類を指定する属性です。http-equiv属性の属性値にその情報の種類を指定し、値はcontent属性で定義します。なお、charset属性または、name属性とは同時に使用できません。

属性値
content-language
ページのデフォルト言語を指定できます。content属性には、言語コードを定義します。主な言語コードは以下の通りです。
  • “ja”: 日本語
  • “en”: 英語
  • “zh”: 中国語
  • “ko”: 韓国語
(”content-language”の代わりに、html要素にlang属性で指定することが推奨されています。)
content-type
ドキュメントの種類を指定できます。content属性には、MIMEタイプと文字コードを定義します。なお、HTML5より前のHTMLでは、この属性で文字コードの指定を行います。
  • “text/html; charset=UTF-8″: UTF-8
  • “text/html; charset=Shift_JIS”: シフトJIS
  • “text/html; charset=EUC-JP”: EUC
default-style
デフォルトスタイルシートのグループ名を指定できます。content属性には、要素に指定したグループ名を定義します。
refresh
ページのリロードやリダイレクトに関する情報を指定します。content属性には、リロードまたはリダイレクトするまでの秒数と、リダイレクトの場合はリダイレクト先を定義します。
  • “秒数”: リロード
  • “秒数; url=リダイレクト先のURL”: リダイレクト
set-cookie
ページのcookieを指定することができます。
X-UA-Compatible
Internet Explorerで互換表示させないように指定することができる。content属性には、IEのどのバージョンの標準モードで表示するかを、”IE=バージョン番号” のように定義します。
  • “IE=edge”: 最新バージョン
  • “IE=◯ (バージョン番号)”: そのバージョンの標準モード
  • “IE=EmulateIE◯ (バージョン番号)”: そのバージョンのの記述に合わせた表示モード
(「;(セミコロン)」で区切ることで複数指定可能。複数指定した際は、最新のモードを優先する)

content(コンテント) 属性

この属性はhttp-equiv属性または、name属性で指定した情報の種類に対する内容を指定する属性です。

属性値
http-equiv属性または、name属性で指定した情報の種類に対する内容

KADOKUN属性によって様々な指定ができます。

サンプルが見たい
<meta>タグを使ったサンプルを
いくつか紹介。

<meta> タグを使ったサンプルを紹介します。

charset属性を使ったサンプル

コードサンプル
<meta charset="UTF-8″>

name属性とcontent属性を使ったサンプル

コードサンプル
<meta name="description" content="メタタグを説明するページです。">

http-equiv属性とcontent属性を使ったサンプル

コードサンプル
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">

SNS用にOGPというデータを付与したサンプル

コードサンプル
<meta property="og:site_name" content="codehero">
<meta property="og:title" content="metaタグ">
<meta property="og:type" content="article">
<meta property="og:url" content="https://codehero.shibajuku.net/html/meta/">
<meta property="og:image" content="https://codehero.shibajuku.net/html/meta/thumbnail.jpg">
<meta property="og:description" content="metaタグはページの情報を検索エンジンやブラウザに伝えるためのHTMLの要素です。">
<meta name="twitter:card" content="summary">
<meta name="twitter:site" content="@Twitterのユーザー名”>
<meta property="fb:app_id" content="facebookのappID">

KADOKUN指定したい内容によって属性を使い分けよう。

対応ブラウザは?
基本的にどのブラウザでも大丈夫。

<meta>タグは HTML2以降で利用可能で、主に以下のブラウザが対応しています。

Internet Explorar
Internet Explorar あり ~
Edge
Edge 12 ~
Google Chrome
Google Chrome あり ~
Firefox
Firefox 1 ~
Safari
Safari あり ~
Opera
Opera あり ~

KADOKUNどのブラウザでも大丈夫です。

このリファレンスを書いた人

KADOKUN

KADOKUN

Webとか、あれとか、それとか楽しむアカウント。 HTMLCSSがちょっとわかる。100日後にPHPとかJavaScriptとかWordPressとかもちょっとわかるかもしれない。

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