どんなタグ?
すべての要素を包む、
神的な要素。
html
要素は ルート要素と呼ばれていて、DOCTYPE宣言の直下に記述します。
他の全てのタグは、この
<html>
~ </html>
の中に記述する必要があります。
- どのカテゴリに属しているの?
-
<html>
タグはどこのカテゴリにも属していないタグです。 - 梱包できるタグは?
-
html
要素に梱包できるタグ(コンテンツ・モデル)は、<head>
タグと、その後に続く<body>
タグ のみです。
全てのタグを包む大元のタグです。
どうやって使うの?
DOCTYPE宣言のすぐ下に書いて、
全てのタグを包む。
<html>
タグはDOCTYPE宣言のすぐ下に記述して、他の全てのタグを <html>
〜 </html>
で包みます。
そして、<html>
タグには、グローバル属性の lang
属性を使って、このページの言語を指定することが推奨されています。
これによって、音声ソフトや、翻訳ソフトがどの言語を使えばいいのかを決定する時に役立てることができます。
- 使い方
-
<html lang="言語コード"> … </html>
言語 | コード |
---|---|
日本語 | ja |
英語 | en |
中国語 | zh |
韓国語 | ko |
独語 | de |
仏語 | fr |
- どこでも使えるの?
-
<html>
タグは ドキュメントのルートに配置します。
ドキュメントの直下に配置して、
lang属性で言語を指定しよう。
使える属性は?
基本的にはグローバル属性しか
使わない。
<html>
タグには、どの要素にでも使えるグローバル属性と、以下の固有属性が使えます。
manifest
属性
HTML5.1 非推奨
ページのキャッシュ・マニフェストファイルのパスを指定する属性です。
キャッシュ・マニフェストファイルとは、ブラウザのキャッシュをコントロールするファイルのことで、これを使えば、例えばインターネットに接続していない時でも、Webサイトを利用できる様に必要なファイルをユーザーの環境にキャッシュ(保存)することが出来ます。
ただし、このmanifest
属性は、HTML5で追加されたが、後に非推奨となりました。
- 属性値
- ドキュメントのキャッシュ・マニフェストファイルのパス
- 利用できるHTMLのバージョン(HTML4.01以降)
- HTML5.0
xmlns
属性
ページの XML 名前空間宣言を行うXHTMLでは必須の属性です。
XHTMLでは1つのドキュメント内に外のマークアップ言語を使用することができるのですが、その場合、同じタグ名の要素が存在する可能性があるので、このxmlns属性を使って「これはXHTMLの要素」という意味で、各言語の仕様で定義されている名前空間を明示します。XHTMLではhtmlタグにベースとなる名前空間を指定する必要があります。
- 属性値
- http://www.w3.org/1999/xhtml
- 利用できるHTMLのバージョン(HTML4.01以降)
- XHTML1.0、XHTML1.1
version
属性
HTML5 廃止
ページで使用するHTMLのバージョンの文書型定義(DTD)を指定する属性です。
基本的にHTMLのバージョンはDOCTYPE宣言で定義するため、使用する必要はありません。
- 属性値
- 指定するHTMLのバージョンの文書型定義(DTD)のパス
- 利用できるHTMLのバージョン(HTML4.01以降)
- HTML4.01、XHTML1.0、XHTML.1.1
基本は lang 属性しか使いません。
サンプルが見たい
<html> タグを使ったサンプルを
紹介します。
<html>
タグを使ったサンプルを紹介します。
基本的な<html>タグのサンプル
英文ページの<html>タグのサンプル
とくに変わった使い方はないですw
デフォルトスタイルは?
とくに表示に影響する
スタイルは付いてない。
一般的なブラウザで html要素を表示した場合、下記のCSSと同等のスタイルが適用されています。
とくに表示に影響するスタイルはないです。
対応ブラウザは?
最初からあるタグだから、
どのブラウザでももちろん大丈夫。
<html>タグは HTML1以降で利用可能で、どのブラウザでも対応しています。
- Internet Explorar
- Internet Explorar あり
- Edge
- Edge あり
- Google Chrome
- Google Chrome あり
- Firefox
- Firefox あり
- Safari
- Safari あり
- Opera
- Opera あり
どのブラウザも問題ありません。